GTのグレードのアヘッドステムのスペーサーを交換しようと思いました。
スペーサーは位置を変えてハンドルの高さを調整する部品です。
純正は真っ黒。
手持ちの色付きに替えたかった。
交換してステムを元に戻して終了・・・。
のはずでした。
どうもブレーキに効きが良くない。
ブレーキをかけるとハンドルがガタガタします。
元に戻した時のボルトの締め付けがよくなかったみたい。
隙間も空いていました。
調整し直し。
が・・・。
上手くいかず。
マニュアル本やインターネットでやり方を検索しました。
いろいろ試しましたがうまくいかない。
アンカーボルトという部品のネジ山をなめてしまいました。
がび~ん。
壊しちゃった・・・。
グレードのフロントフォークはカーボン製。
アンカーボルトはカーボンを傷めないように取り付けができる部品。
そのボルトのネジ山がダメになりました。
使えない・・・。
新しいのを買わなくちゃ。
力を入れすぎたようでした。
カーボンの方にその影響がなかったのは何よりの救い。
プレッシャーアンカーを注文することにしました。
一緒にトルクレンチも注文。
手で力任せに締めるは良くない。
プレッシャーアンカーとトルクレンチが到着。
どうもうまく締められなかったのはアンカーボルトのせいらしい。
これが傷んでいたから、もしくは最初からふりようひん。
新しいのを付ければすぐに解決。
のなずでした・・・。
何度やってもブレーキレバーをかけてハンドルをゆするとガタガタ7します。
ひ~。
プレッシャーアンカーのせいじゃない・・・。
もう一度インターネットで検索。
アヘッドステムの正しい付け方を説明しているサイトを見つけました。
http://ysroad.co.jp/shinjuku/2017/10/09/30836
その通りに組付けすると・・・。
フォークとフレームに隙間がボルトを締めるたびに埋まっていく。
つまりしっあり締められているということ。
ああ・・・。
上手くいった。
この時同時購入したトルクレンチが大活躍。
http://necojiman.cocolog-nifty.com/personallog/2020/07/post-0efac6.html
力の入れすぎを防げるので安心して締められます。
とはいうものの初めての使用。
慎重に作業しました。
どうもねぇ、アヘッドステムは登場した時から苦手でした。
仕組みがよくわからなかった。
今回その仕組みがよく分かりました。
グレードは最新のシステムでフォークがヘッドパーツの部品を兼ねています。
その辺りも理解しにくかったことの要因。
でも、基礎は変わっていませんでした。
その基礎が分かっていなかったことが改めて判明。
従来型のアヘッドステムの自転車の整備も苦戦していました。
しかし、なんとか上手くいっていました。
な~んで上手く行ったのかよく分からないまま。
上手くいったからいいか。
何故うまく行ったのかの検証はなし。
検証できるほどの知識が無かった。
ということが分かりました。
ヘッドキャップのボルトで締めるんよ。
(縁の部品がアンカーボルトのキャップ。中央のボルトを締めて調整。アンカーボルトはこの中に入っています)
それで固定するだけ。
簡単な仕組みでした。
金属製のフォークには最初からアンカーボルトを付けるナットが入っていました。
「ボルト締めれば固定」という「正解」にたどり着きやすかったみたい。
プレッシャーアンカーで固定するのだと思っていました。
アンカー先生は、フォークにボルトを打ち込めるネジ穴を提供するだけ。
キャップとそのボルトで全体をつなぐ。
ああ・・・、そういうこと。
これが分からずに散々苦労しました。
その後テスト航行の成果もも上々。
ブレーキも問題なく効きます。
就航当時の乗り心地の良さが戻りました。
完璧に直せたようです。
本日の自転車走行距離 16キロ
今日であったねこ 2
アンカーボルト
https://item.rakuten.co.jp/gottsuprice/gx-sp26/?s-id=ph_pc_itemname
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