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2005年10月 6日 (木)

ピカソねこ

 1泊で子ども達と箱根に旅行に行きました。心配されていた天気もどうにか持ち、彫刻の森美術館での見学が楽しめました。ある子どもがちょっとしたいたずら心をおこしました。その為に見知らぬおばさんにご迷惑をおかけしてしまいました。叱られました。私も間に入ってお詫びしました。突然のことに驚かれたようで、かなりご立腹でした。どうにか許していただいてその場を離れました。子どもには自分のしたことにちゃんと向き合って欲しいので、一喝しました。伝えるべきことを伝えたらそれ以上は言いません。

 次の見学先、ピカソ館に向かいます。見学をすませて出てくると、ねこが横たわっていました。人懐こい小柄な雌ねこです。人懐こいけど、気が荒いねこでした。頭を撫ぜていた私の左手を、両手でつかまえて、噛み付きます。さらに両足で蹴りまくるという、ねこには良くある、悪乗りした時のじゃれ方をします。けど痛くはありません。そういうところはちゃんと手加減してくれます。命名「ピカソねこ」  

ねこと別れを告げて、皆と合流しに行こうと歩き出しました。すると向こうから先ほどのおばさんがやってきました。我々があとにしたピカソ館に行くようです。この再会に内心「あちゃ~」と思いました。軽く会釈をして通過しようと思っていたら、おばさんの方から話しかけて下さいました。自分が怒ってしまったことについて、ご自分なりに省みられたようでした。驚かしてしまったのはこちらの方なのに。二三、言葉を交わして別れました。思いもかけず、仲直りが出来たことは、本人にとってすごくいい経験となったように思えます。もし、ピカソ館を出たときにピカソねこと出会わなかったら、そこで時間をとらなかったので、このおばさんとは再会しなかったでしょう。そう思うとなんだか不思議です。ピカソねこが仲裁のかみさまのようにも思えます。実は単なる偶然なのでしょう。けれど、偶然の中に意味をもたせることは好きです。そのままにしておけば、気にも留めないことに意識を向けて、意味を考える。そうすると、人生が少しだけ豊かになるような、そんな気がします。

本日の自転車走行距離 0キロ

家を出てから帰るまでに見たねこ 2

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